地区史をデジタル化した経緯
- 国際ロータリー第2790地区
- 2022-23年度 地区史編纂委員会
- 委員長 櫻木英一郎【2015-16 G】(千葉RC)
我が地区では過去に下記の2冊の地区史誌が冊子で刊行されている。
第1巻 黄表紙 1980年刊行 地区発祥~1979年度までを記載
第2巻 緑表紙 2005年刊行(25年後)1980年度~2004年度までを記載
但し、今となってはこれをお持ちの方は大変に少ない。
冊子は長くは保存されない、且つ発刊の後に入会した会員には配布されないからであろう。
2005年度以後も毎年度、地区史編纂委員会が設置されたが殆ど動きはなかった。
小生は2017年度寺嶋Gから編纂委員を命ぜられて以後3年間は委員であったが委員会の活動はなかった。
2020年度漆原Gから委員長を命じられ、以後2年間仁亘って地区史への思考と模索を始めた。
・地区史はなぜ本で刊行するのか?
本は刊行時の会員にしか配布されず、それ以降の入会者には渡らない。
・なぜ20年毎、或いは25年毎に刊行するのか?
25年前のことを掘り起こして記事にするのは容易ではない。
25年ごとに編纂委員会が多大な労力を求められるのは公平ではない。
2005年以降15年間の地区史編纂委員会に何の動きもなかった遠因がここにあるのではないだ
ろうか?
このような思考の結果、委員長3年目の本年度に以下の基本路線を考えるに至った。
1.地区史はデジタル版で刊行する
2.過去に冊子で刊行された第1巻、第2巻を全部デジタル版に入力し直して復刻する。
3.第3巻の2005年度~2021年度は当委員会が編集する
4.それ以降は各年度のガバナーが自分の年度の事を纏めて地区史に加え、これを継続する
5.この資料の集積を「地区史」という
この方針に小倉Gの賛同を得て直ちにデジタル地区史の編纂に着手した。 そして地区史編纂委員の多大な作業の結果として地区の歴史をデジタルデータとして地区HPにアップする事が出来た次第である。
小倉Gを始めとしてその後の各ガバナーが自らの年度を纏めるスキームが継続されて、今後の地区史編纂に関わる労力の偏りがなくなることを期待する次第である。